ダメチームを再生するノウハウは、企業にも応用できる。
面白かったから一気に読んじゃった。
特に気に入った箇所は、
「管理するものは、絶対に結果論で部下をしかってはいけない」
というところです。
部下が一生懸命考え、自分なりに動き、その結果、失敗に終わったとしても、「自分なりに根拠があって動いた」のであれば、何も言わないこと。
私のポリシーも同様。
よく、「結果がすべてだ」とか「プロセスが大事だ」という人がいる。
僕は、どちらかではなく、「両方が大事」と考える。
結果も大事だし、プロセスも大事。
結果主義だけで見ちゃうと、「なにがなんでも」とか「汚いやり方でも」結果を出そうする者も出てくる。
また、結果主義だと、結果が出た時だけほめちゃうことになる。
そうすると、安易に「結果が出ればいいのか」と相手に勘違いされやすく、誤解を招きやすい。
例えば、野球で例えると、野村監督は「2番バッターでバントが上手い選手として成長してもらいたい」と考えている時に、たまたま、その選手が大振りしてホームランを打った。
普通のチームの監督は、「よくホームランを打ったね!!!」と褒める。
しかし、野村監督は叱る。
ホームランを打つと、大振りになって形を崩すし、そもそも、2番バッターの役目はホームランを打つことじゃない。次のバッター(3番バッター4番バッター)へとつなげることが大事だ。
と伝える。
こうすると、選手は、ホームランを打つんじゃなくて、「送りバント」や「つなぎのバッティング」をして自分の仕事をきっちりこなすことを目的とできる。
つまり、裏方の仕事でもしっかりとやれば認めてもらえるとモチベーションが上がる。
これが、結果主義だとどうなるか?
ホームランを打った奴だけがエラいと誤解されてしまう。
企業だと「営業成績がいい人」や「売上を上げた人」だけが偉いと誤解されてしまう。
ホントは、企業はチーム戦。
送りバントをする人も偉いし、中継ぎピッチャーも偉い。
だから、結果や見た目だけを見て褒めるのは恐ろしいことなのだ。
そういった管理者、上に立つものとしての考えを教えてくれる貴重な一冊だった。
素直にお勧めです。
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